ドライマウスは万病の元?お口や身体への悪影響を徹底解説
皆さんこんにちは。
リッツ歯科・口腔クリニックです。
お口の中が乾燥するドライマウスは万病の元ともいえます。
お口だけでなく、全身の健康にまで悪影響が及びかねないため要注意です。
今回はそんなドライマウスの原因や悪影響、歯科医院での治し方について徹底的に解説します。
正常な状態であれば、お口の中は湿度100%となっています。
これは唾液の湿潤作用によるものです。
つまり、唾液の作用が弱くなったり、唾液の分泌量が減ったりすると、お口の中が乾き、ドライマウスを引き起こすのです。
そこでまず意識していただきたいのが呼吸の方法ですね。
◎口呼吸は絶対にダメ!
私たちは、鼻で呼吸するのが正常な状態です。
鼻には吸った空気に適度な湿度を付与する天然の加湿器としての機能があり、鼻呼吸をしていれば、ドライマウスになることはもちろん、細菌やウイルスの侵入などを防ぎやすくなります。
お口にはそうした機能がなく、風邪などの感染症にかかりやすいというデメリットもあるのです。
これが“ドライマウスは万病の元”である理由です。
◎唾液分泌の低下による口腔乾燥
年を取るとともに、唾液腺の機能は低下していきます。
1日に分泌される唾液量も減っていくため、自ずとお口も乾きやすくなります。
加齢ではなく、病気によって唾液腺の働きが悪くなることもあります。
お口が乾燥すると風邪以外にも、むし歯・歯周病リスクも上昇します。
さらには、細菌の活動によってニオイの物質が作られ、口臭が強くなることもありますので十分注意しましょう。
ドライマウスは、原因によって治し方も変わります。
◎唾液腺のマッサージ
加齢による唾液腺の委縮は、マッサージをすることで多少、症状が改善されます。
当院までご相談いただければ、唾液腺マッサージの方法をわかりやすくお伝えします。
◎口呼吸の人は鼻呼吸になおしましょう
普段から口呼吸をしている人は、鼻呼吸に移行できるよう努めましょう。
口呼吸とドライマウスは万病の元なので、一刻も早く改善することが大切です。
このように、ドライマウスはお口や身体にいろいろな悪影響が生じますので、まずは歯医者さんに相談しましょう。
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