お口周りの外傷は口腔外科が専門です
皆さんこんにちは。
リッツ歯科・口腔クリニックです。
ケガをしたらまず病院に行くのが一般的ですが、お口周りの外傷に関しては口腔外科がおすすめです。
歯が折れた、唇と切った場合などは、日本口腔外科学会の認定医がいる当院までお越しください。
今回は当院の口腔外科で対応できるケガや病気について、かんたんにご説明します。
お顔の外傷で比較的多いのが歯の破折や脱落です。
顔面を強打すると、前方に出ている前歯などが影響を受けやすいからです。
とくにお子さんが転んだ際は、反射的に手を地面につくということが難しいため、前歯が抜けるなど大きなダメージを負うことが多いです。
そんな時は、できるだけ早く歯医者さんを受診してください。
外傷によって抜け落ちた歯は、ケースによって元に戻せることがあります。
その際、注意しなければならないのが抜けた歯の保管方法です。
誤った方法で保管すると、本来であれば元に戻せた歯も再植不可能となるため注意が必要です。
◎牛乳に浸ける(=乾燥させないために)
外傷で抜け落ちた歯は、乾燥を防がなければなりません。
歯の根の周りには「歯根膜細胞(しこんまくさいぼう)」が付着していて、それらが乾燥で死んでしまうと、歯を元に戻せなくなります。
そこで有用なのが牛乳です。専用の保存液があれば一番良いのですが、学校や医療施設でなければ手に入らないので、まずは牛乳を探しましょう。
牛乳ならば簡単に手に入りますし、牛乳の浸透圧は体液の浸透圧と極めて近いので保存液がわりになります。
牛乳も手に入らない場合は、抜けた歯をお口の中に含んだ状態で急いで歯医者さんを受診してください。
外傷の状態によっては、当院の口腔外科だけで対応できないこともありますので、その際は大学病院などと連携することになります。
ちなみに当院は、日本大学医学部附属板橋病院や日本大学病院(駿河台日本大学病院)と提携しております。
当院の口腔外科では、顎関節症の治療にも対応しておりますので、顎の関節が痛い、カクカク鳴る、顎が開きにくくなった、などの症状が認められる場合も、お気軽にご連絡ください。
日本口腔外科学会の認定医がしっかり診断します。
このように、スポーツや転倒などによってお口周りのケアを負った際には、当院までご連絡ください。
一般の医院に行ってもお口周りのケガは専門外であることも多いので、口腔外科で診てもらうのが一番です。
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